2026年5月11日

新年度になり、新学年になるとお子さん達は様々な検診を園や学校で受けて、その検診結果をご自宅に持って帰ってくるのではないでしょうか?
その中に歯科検診の結果もあるかと思います🦷
「虫歯はなかったかな?」
「磨き残しはなかったかな?」
ドキドキする保護者の方も多いのではないかと思います💦
今日は子ども達が園や学校で受ける歯科検診では、
・具体的にお口の中の何をチェックしているのか?
・持ち帰った結果をどうお口の健康管理に活かせばいいのか?
上記のような内容についてお話しします😊
そもそも「園や学校の検診」と「歯医者さんの診察」は何が違うの?
集団で行われる歯科検診は、限られた時間と設備の中で行われる「スクリーニング(ふるい分け)」であり、いつもの歯科医院での精密検査とは少し異なります。
保育園と幼稚園の検診
口腔周癖の影響は出てない?未就学だからこそチェックするポイント💡
幼稚園や保育園の歯科検診は、小学校よりさらに「予防」と「早期発見」を重視した優しいチェックです。
まだ小さい子どもが対象なので、できるだけ怖がらせないように工夫されているのが特徴でもあります。
歯科医の先生が小さなミラーで口の中をチェックします。
押さえつけるような事は基本的にありませんが、口を開けるのが難しくて少し泣いてしまう事もあります😢
短時間(1人あたり1〜2分程度)で終わる事がほとんどです。
目的としては、
・乳歯の虫歯や歯肉(歯ぐき)の状態
→虫歯はない?歯肉は腫れてない?
・歯の表面にプラーク(歯垢)は付いてないか
→磨き残しはない?
・かみ合わせや歯並びの確認
→指しゃぶりや口呼吸など口腔周癖(こうくうしゅうへき)の影響は出てない?
『口腔周癖』とは
言葉の通り、口の周りの癖の事です。
具体的には、指しゃぶりや爪や唇を噛むような事です。
特に、乳歯は虫歯になりやすく進行も早いので、早めに見つける事がとても大切です。
小学校の検診
少しずつ保護者が仕上げ磨きをしなくなる学童期🏫本人も気付かないトラブルの早期発見を目指す🇯🇵
学校で行われる歯科検診は、未就学期より様々な食べ物や飲み物を口にする機会が増えた学童期の子ども達の口腔内の健康状態をチェックする大事な機会です。
こちらも、短時間で終わる簡単なチェックが中心です。
目的としては、
・虫歯や歯肉(歯ぐき)の状態
→虫歯はない?歯肉は腫れてない?
・歯の表面にプラーク(歯垢)は付いてないか
→磨き残しはない?
・かみ合わせや歯並びの確認
→かみ合わせや歯並びに問題はないか?
学校の検診でも、歯科医の先生が小さなミラーを使って口の中を見ます。
時間も園の検診と同じ一人あたり数分程度で、基本的に痛い事はしません。
治療ではないので、削ったりする事もありません。
虫歯の治療が必要な状態なのか?それとも、経過を追っていい状態なのか?
生え変わりなどで抜けるべき時期なのに残っていて後の永久歯に影響が出そうな注意が必要な乳歯は?
顎関節や噛み合わせに問題はないか?
結果はプリントで配られ、
「異常なし」「経過観察」「要受診」
などでお子さんが持ち帰ってきます📃
検診結果の活かし方✨
「要受診」の紙をもらったらどうする?
もし問題が見つかると、「要受診」などの紙が配られます。
これは病院で詳しく診てもらって下さいというサインなので、できるだけ早めに歯科医院を受診するのが大切です。
歯科検診の結果はどう見る?
『異常なし』でも歯医者さんに行った方がいい理由
注意点として、学校の検診は細かい診断まではできないので、「異常なし」でも定期的に歯医者に行くのが理想です。
学校の検診は限られた時間と設備(照明など)で行われる為、ごく小さな虫歯や隣接面(歯と歯の間)の虫歯は見落とされる可能性があります😢
「要受診」と書かれていた場合は、できるだけ早めに歯科医院で詳しく診てもらうのが大切です。
園や学校の検診だけで安心するのは、ちょっと危険です☠️
あくまで簡易チェックなので、小さい虫歯や初期のトラブルは見逃される事もあります。
できれば年に数回は歯医者さんでしっかり診てもらうのがおすすめです😊