💡 はじめに：大切な歯を守るために
城東区 蒲生四丁目で歯医者をお探しの皆さま。私たちは、患者様の歯を1本でも多く残すことを最優先に治療を行っています。しかし、残念ながら、どんなに手を尽くしても「抜歯」が最善の選択となるケースも存在します。
歯を残そうと無理をすることで、かえって周囲の健康な歯や顎の骨、さらには全身の健康を損なうリスクがあるからです。
蒲生四丁目駅すぐのかとう歯科クリニックが、抜歯が必要となる主な状態と、そうなる前に防ぐための知識を解説します。

病気が進行し、歯の保存が不可能なケース
抜歯が必要となる最も多い理由は、虫歯や歯周病が重度に進行してしまった場合です。
📌 制御不能な重度虫歯と根の病気
虫歯が歯の大部分を溶かし、歯の根（歯根）まで到達し、補強が不可能な場合（C4など）は抜歯が避けられません。また、過去に神経の治療をした歯の根の先端にできた膿や炎症が、何度も治療を繰り返しても治まらない場合も、周囲の骨を守るために抜歯が推奨されます。
📌 末期の重度歯周病
歯周病が進行し、歯を支える歯槽骨（しそうこつ）が広範囲に溶けてしまった状態です。歯がグラグラと大きく動き、噛む力に耐えられないだけでなく、放置すると隣の健康な歯の骨まで溶かしてしまう恐れがあるため、抜歯が必要となります。

物理的な損傷や構造上の問題があるケース
病気だけでなく、物理的なダメージによって歯を残せなくなることもあります。
📌 致命的な「歯根破折」
神経を失った歯は特に脆く、硬いものを噛んだ衝撃などで歯の根っこが縦に割れてしまう（歯根破折）**ことがあります。割れた部分から細菌が侵入し、感染が起こると、残念ながら接着剤などで修復することは難しく、原則的に抜歯となります。
📌 周囲に悪影響を及ぼす親知らず
親知らず（智歯）が横向きや斜めに生えてきて、隣の歯を強く押し続けている場合や、清掃が難しいために虫歯や歯周病のリスクを局所的に高めている場合にも、将来的な健康を守るために抜歯が選択されます。

【かとう歯科の予防提案】抜歯を避けるための最善策
抜歯という最終手段を避けるためには、早期発見と予防が何よりも重要です。
痛みが出る前に： 虫歯や歯周病は初期段階では痛みがありません。冷たいものがしみる、歯茎から血が出る、フロスがひっかかる、といった小さなサインを見逃さないでください。

定期検診の徹底： 最低でも3〜6ヶ月に一度の定期検診を活用し、歯科医師によるプロの目で、ご自身では気づけない病気の進行を早期に発見・治療することが、結果的に歯の寿命を延ばし、抜歯を避けることにつながります。
城東区 蒲生四丁目で「自分の歯はまだ残せるだろうか？」とお悩みの方は、ぜひかとう歯科クリニックにご相談ください。精密な検査を行い、歯を残すための最善の方法を一緒に探します。

歯の保存に関するご相談は、かとう歯科クリニックへ。ご予約はお気軽にお問い合わせください。