2025年9月14日

こんにちは。城東区・蒲生四丁目にある かとう歯科クリニック です🦷✨
「子どもの歯並び、そろそろ気になるけど、いつから矯正を始めるのがいいの?」というご相談をよくいただきます。
矯正治療は大人になってからでも可能ですが、子どもの成長期を活かすことで、将来的に大がかりな治療を避けられることもあるため、適切な時期を知っておくことが大切です👦👧
⏰矯正を始めるタイミングの目安
乳歯から永久歯への生え変わり時期(6〜10歳)
この時期は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が混ざった状態です。
歯並びが乱れやすく、顎の成長をコントロールすることで、将来的に抜歯を避けたり、歯並びを整えやすくなります。
⚠️受け口は特に早めの対応が必要
「下の歯が上の歯より前に出ている=受け口(反対咬合)」は、顎の骨格の成長に影響しやすい歯並びです。
このタイプは 4〜5歳ごろまでに治療を始めることが望ましい とされています。
小学校に入って受け口が続いてしまうと、将来的に外科手術を検討しなければならないケースもあるため、できるだけ早めのチェックが大切です。
🌟10歳までに始めると治りやすい理由
小児矯正でよく使われる装置のひとつに 拡大床(かくだいしょう) があります。
これは顎を少しずつ広げる装置で、乳歯と永久歯が混ざる時期にとても有効です。
とくに 10歳まで は、まだ素直に大人の指示に従いやすく、装置の使用やトレーニングにも協力的です。
そのため治療がスムーズに進み、歯並びの改善もしやすい傾向があります。
一方で、10歳を超えると自我が芽生えてくるため、装置をつけることを嫌がったり、使い方を守らなかったりすることもあります。
この時期からは、本人が自分で頑張る意識を持つこと が治療成功の大きなポイントになります💪
👀早めに相談した方がいいサイン
• 前歯がガタガタしてきた
• 下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
• 噛んだ時に前歯が全く当たらない(開咬)
• 奥歯の噛み合わせがずれている
• 指しゃぶりや口呼吸の習慣が長く続いている
🦷子どもの矯正のメリット
• 成長期を利用して顎の大きさやバランスを整えられる
• 将来的に抜歯や手術の必要性を減らせる
• 永久歯がきれいに並ぶスペースを確保できる
• 口元の見た目や発音の改善にもつながる
\当院の小児矯正について/
かとう歯科クリニックでは、お子さまの成長段階に合わせた矯正治療をご提案しています。
• 取り外し可能な矯正装置
• 固定式の拡大装置
• 永久歯が揃ってからのワイヤー矯正・マウスピース矯正
「まだ早いかな?」と思っても、一度レントゲンで顎の成長を確認するだけでも安心できますよ🙌
✅まとめ
子どもの矯正は「○歳から始める」と決まっているわけではなく、歯や顎の成長の状態によってベストなタイミングが変わります。
一般的には 小学校低学年ごろに一度相談 しておくのが安心ですが、特に 受け口は4〜5歳ごろからの早期対応が重要です。
また、10歳までに始めることで協力度も高く、治療がスムーズに進みやすいというメリットがあります。
お子さまの歯並びが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください☺️