2026年10月19日

「歯石がついていると言われたけど、プラークとは違うの?」
「毎日歯磨きをしているのに、歯石がつくのはなぜ?」
歯科医院でよく耳にする「プラーク」と「歯石」。どちらもお口の中の汚れですが、実はまったく同じものではありません。
今回は、プラークと歯石の違いについて、分かりやすくご紹介します🪥
プラークとは?
プラークとは、歯の表面に付着する細菌のかたまりです。
食べかすそのものだと思われがちですが、実際には細菌が増殖してできる「バイオフィルム」と呼ばれるものです。
プラークは白っぽく、歯と同じような色をしているため、気づきにくいこともあります。
特に、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目などは磨き残しが起こりやすく、プラークがたまりやすい場所です。
プラークの中には、むし歯や歯周病の原因となる細菌が含まれています。そのため、毎日の歯磨きでプラークをしっかり取り除くことが大切です。
歯石とは?
歯石とは、プラークが唾液に含まれるカルシウムなどの成分によって硬くなったものです。
プラークは歯磨きで取り除くことができますが、時間が経って歯石になってしまうと、歯ブラシでは簡単に落とせなくなります。
歯石の表面はザラザラしているため、さらにプラークが付着しやすくなり、歯周病の原因となる細菌が増えるきっかけにもなります。
歯石には、
⚫︎歯ぐきの上にできる「歯肉縁上歯石」
⚫︎歯ぐきの中にできる「歯肉縁下歯石」
があります。
プラークと歯石の違い
簡単にまとめると、
プラーク=やわらかい細菌のかたまり
歯石=プラークが硬くなったもの
という違いがあります。
プラークは毎日の歯磨きで落とすことができますが、歯石になってしまうとセルフケアだけで取り除くことは難しくなります。
「歯石がついているから、歯磨きをしても意味がない」というわけではありません。
むしろ、歯石がある状態でも、その周りに付着するプラークを毎日しっかり落とすことが重要です。
歯石はなぜできるの?
歯石ができるスピードや付きやすさには個人差があります。
特に、下の前歯の裏側は唾液が出てくる場所に近いため、歯石が付きやすい部分です。
また、歯ブラシだけでは歯と歯の間などにプラークが残ってしまうことがあります。
そのままプラークが残っていると、やがて歯石へと変化してしまうことがあります。
歯石を予防するには?
歯石を予防するためには、歯石になる前のプラークを毎日取り除くことがポイントです。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなども使って、お口の中をすみずみまで綺麗にしましょう。
それでも完全に取り除くことは難しいため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。
プラークを溜めないこと、そして、歯石をそのままにしないことが、むし歯や歯周病の予防につながります。
毎日のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを上手に組み合わせて、健康なお口を維持していきましょう🙌🏻