2026年7月14日
「妊娠してから歯肉から血が出やすくなった😨」 「つわりで歯磨きが辛い💧」
このようなお悩みはありませんか?
妊娠中はホルモンバランスの変化や生活習慣の変化により、お口のトラブルが起こりやすくなります⚡️
お口の健康は、お母さんだけでなく赤ちゃんの健康にも関わる大切なポイントです。
今回は、妊娠中と口腔内に関して書いていきます✍🏻
妊娠中の口腔内の変化👄
1️⃣歯肉炎になりやすい
妊娠中は女性ホルモンの影響で歯肉が炎症を起こしやすくなります。
歯肉が腫れやすくなり、歯磨きの時に出血する事もあります。
2️⃣虫歯になりやすい
つわりで歯磨きが十分にできなかったり、食事や間食の回数が増えたりすると、虫歯のリスクが高まります😈
また、つわりによる嘔吐で胃酸がお口の中に入ると、歯の表面が弱くなる事があります。
その結果、虫歯になりやすくなります。
3️⃣口腔内が乾きやすい
妊娠中はホルモンバランスの変化や、胎児へ栄養を送るための血液量の増加により、水分が失われやすく口の中が乾きやすい(ドライマウス)状態になります。
ホルモンバランスの変化や口呼吸などにより、口腔内が乾燥しやすくなります。
(唾液が減る→口腔内の自浄作用が低下→虫歯や歯周病のリスクが高くなる)
⚠️「水分を取ってもすぐ乾く」「夜間の口渇で目が覚める」など日常生活に影響が出る場合は、歯科医師にも相談して、これからの季節、熱中症にならないように気を付けましょう。
妊娠中の口腔内のトラブルの原因🔥
🤰🏻女性ホルモン
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンが大量に分泌されます。
歯周病の原因菌の中には、この女性ホルモンを栄養源にして増殖する菌がいます。
その為、普段と同じように磨いていても歯肉が炎症を起こしやすくなります。
🤮つわり
つわりが辛いと歯ブラシをお口に入れるだけで吐き気がしてしまい、十分な歯磨きができなくなる方もいます。
また、吐きつわりで嘔吐する事で胃酸が逆流して、口腔内が酸性に傾きます。
すると、エナメル質(歯の表面)が傷付きやすく虫歯になりやすくなります。
🍰 食事回数の増加(ちょこちょこ食べ)
一度にたくさんの量を食べられなくなったり、少しお腹が空いたら気持ち悪くなる食べつわりの場合、少しずつ回数を分けて食べる「ちょこちょこ食べ」になりがちです🍽️
お口の中に常に食べ物がある状態が続くと、虫歯菌が酸を作り続ける為、虫歯になるリスクが上がります。
胎児への影響は?👶🏻
「お母さんの虫歯は赤ちゃんに移ってしまう」
という話を聞いた事があるかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内に虫歯菌は存在しません。
スキンシップやスプーンの共有などを通じて、周囲の大人から移る事がほとんどです。
その為、出産前にお母さんの口腔内を清潔にしておく事が赤ちゃんの最初の虫歯予防になります🪥
また、虫歯の他に注意したいのが歯周病です。
重度の歯周病になると、炎症物質が血液で全身を巡り、子宮を収縮させる信号を誤って送ってしまう事があります。
これにより、早産や低体重児出産の合併症リスクが高まることが報告されています📚
つわりの時の口腔ケア方法🪥
・無理のない範囲で歯磨きをする✊
つわりが辛い時は、歯ブラシのヘッド(毛先の部分)の小さい歯ブラシを使ったり、体調の良い時間帯に磨いたりしましょう。
・歯ブラシが辛い時はうがいだけでも🙆🏻♀️
口腔内に歯ブラシが入ってオエッとなってしまう方はうがいだけでもいいです!
食事や間食の後にブクブクうがいをしておきましょう🙌🏻
・うがい薬・フッ素・キシリトールを使う
うがいの時に虫歯予防や歯周病予防の成分が入ったうがい薬を使ったり、高濃度のフッ素が配合された歯磨き粉、噛めそうであればキシリトールガムを噛むなど工夫してみましょう。
歯科医院を予約・受診する時🏥
予約時に「妊娠中であること」をお伝え下さい。(予約の段階で「現在妊娠○ヶ月(○週)です」と伝えて頂ければ、よりスムーズです。)
産婦人科の主治医から何か指示(「出血しやすいので注意して」など)が出ている場合は、そちらも合わせてお伝え下さい。
👉🏻つわりがある場合は、つわりが比較的落ち着いている時間帯で予約する事を勧めます。
治療中でもお腹が張ったり体勢が苦しくなったり、気分が悪くなるなど体調の変化があれば、遠慮なくドクターや衛生士に伝えて下さい🙋🏻♀️
チェアの角度を緩めてもらったり、休憩を挟んだりしながら処置を進めていきます🦷
妊娠中はお口の環境が変化しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります⚡️
毎日のセルフケアと定期的な歯科検診で、お母さんと赤ちゃんの口腔内を健やかに保てるようにしましょう😌
気になる症状がある場合は、「妊娠中だから」と我慢せず、お気軽に当院にご相談下さいね。